【コラム】ジュリナビキャリア シニアコンサルタント

ジュリナビキャリア シニアコンサルタント

 

株式会社ジュリスティックス 人材紹介事業部長 野村慧氏の「弁護士採用にかかわる傾向と対策について」という講演を聴いてきました。

講演では、まず、弁護士の採用は、買い手市場か?という問題について、合格者数の推移、司法修習生の進路などについて、ご説明をいただきました。

また、4大法律事務所の採用数の推移やインハウスローヤーの増加といった近時の傾向についても、ご説明いただきました。

近時の司法修習生の就職先の変化について、よく理解できました。

次に、人材の獲得について、採用、能力開発、定着、昇格昇進の視点から、ご説明いただきました。

採用については、近時の司法修習生の意識の変化やそれに対応してどのように事務所をアピールしていくかなどをご説明いただき、とても参考になりました。

 

寺部先生.pngのサムネール画像

能力開発については、弁護士は、一般的に成長をし続けたいという意識が高い人材が多く、成長の欲求に対し、事務所としてどのように対応していくのかについてご説明いただきました。

定着については、勤務弁護士の退職理由としてどのようなものが多いか、これにどのように対応していくのかについてご説明いただきました。

昇格昇進については、どのように弁護士に対して与える役割を変化させていくのかについてご説明いただきました。

寺部法律事務所では、63期、65期と2名の司法修習生を採用しました(平成27年9月現在、65期1名が在籍)。今後も、寺部法律事務所にあった人財(寺部法律事務所ではあえて人財という字を用いています)を獲得するために、努力を続けたいと思います。

そして、継続的に勤務弁護士の教育に力を入れながら、競争力の強い法律事務所をつくっていきたいと思います。